留学生のお部屋探し

お部屋探しから入居までの手順

異国の地に来てはじめてのお部屋探し。色々と戸惑うことも多いと思います。
北大生協ルームガイドでは留学生の皆さんのお部屋探しを全力でサポートいたします。

下記の各ステップをすると詳細が表示されます。

  • ステップ1 北大生協ルームガイドにお問い合わせください。

    まずはメールでお問い合わせください。
    北大生協ルームガイド メールアドレス
    guide@coop.hokudai.ac.jp
    ◎英語・中国語が話せるスタッフもいます。

  • ステップ2 お部屋を紹介してもらう

    北大生協ルームガイドではさまざまな物件情報を管理しています。「予算」、「住みたいエリア」、「間取り」、「広さ」などの希望条件を伝えると、アナタの希望に合ったいくつかのお部屋をピックアップします。希望の条件が多いと、お部屋の選択数が少なくなることがありますが、後で後悔しないようにこの段階で自分の希望をできるだけ正確に伝えましょう。
    物件によってはすぐに入居できないお部屋もあるので、契約前に入居可能日をしっかり確認しておきましょう。

  • ステップ3 保証会社の契約

    日本ではお部屋を借りる際に連帯保証人の代わりとして「保証会社」との契約が一般的です。
    保証会社の申込はお部屋探しと合わせてルームガイドでお受けしていますのでご安心ください。
    保険の加入などもあり、申請の手続には「1~2週間ぐらい」かかります。お部屋を決めてもすぐに入居できるわけではないので注意しましょう。
    保証会社の承認が下りたらルームガイドから連絡いたしますので、お部屋の契約手続きを進めます。

  • ステップ4 お部屋の契約

    気に入った物件が見つかったら、いよいよ契約です。
    契約書類は郵送いたします。
    契約に関する重要事項の説明はZoomを用いたオンライン対応となります。
    日本の賃貸物件は「敷金」や「前家賃」、「共益費」など初期費用がかかるので、最初にある程度まとまったお金が必要です。契約金はお振込みでのお支払いとなります。日本ではお部屋を借りる時、書類に「ハンコ」を押すのが一般的です。「ハンコ」を持っている人は持参しましょう。ハンコが無い人は「サイン」で大丈夫です。
    契約の際は契約内容をしっかりチェックします。「ふたり入居不可」、「楽器不可」、「ペット飼育不可」など、物件ごとにNG事項が異なります。

  • ステップ5 入居後もやることがたくさん

    晴れて契約手続きが完了したら、引っ越しの準備。入居の日取りが決まったらオーナーへ連絡。「鍵」を受け取る希望日時を伝えましょう。

    事前に連絡しておかないとアナタの希望通りにならない場合もあるので注意。鍵を受け取る際も、オーナー側から建物の利用について説明がありますので、日本語を話せる方と一緒に行きましょう。

    基本的に入居時は「電気」、「ガス」、「水道」がストップした状態です。インフラ会社に電話してライフラインを整える事も忘れずにしましょう。また、分別ルールやゴミ出しは、住む地域によって異なるため、事前にしっかりチェックしておきましょう。マナー違反はトラブルの原因にもなりますよ。

    管理人やオーナーが近くに住んでいる場合は、あいさつをしておくのも大事なマナーです。良好な関係を築いておけば、困った時などお願いごとをしやすくなるかもしれませんね。

契約時に必要なお金の話し Q&A

Q1.「敷金」ってなに?

「敷金」は、お部屋を借りる時の担保のようなもの。オーナーへ一時的に預けるお金の事です。家賃の1~2ヶ月分に設定されていることが多いです。基本的には退去時に返還されますが、「家賃を滞納したり」、「お部屋を破損したり」した場合は、お金が戻らない事がりますから注意しましょう。

Q2.「前家賃」ってなに?

「前家賃」は、契約時に支払う最初の家賃のことです。日本の賃貸は前もって翌月分の家賃を支払うのが一般的で、契約時に住む月の家賃を支払っていただきます。

月の途中からの入居の場合などは1日単位で割るケースもあるので、契約時期によって金額が異なります。

Q3.「共益費」ってなに?

「共益費」は、共用部分の清掃や修繕など、アパートやマンションの維持・管理に必要な費用。毎月の家賃と合わせてオーナーへ支払うもので、無料の物件から1,000円~6,000円とお金がかかる物件までさまざまです。

こんな時は?よくある質問 Q&A

母国との習慣の違いが原因で、色々なトラブルが起きてしまうこともあります。
ここでは留学生ならではのトラブルや、多く寄せられる質問をご紹介。入居前にしっかりチェックしておきましょう。

Q1. ゴミ出しルールと分別がわかりません。

日本は「可燃ゴミ」「不燃ゴミ」「資源ゴミ」などの分別が細かく定められていて、種類ごとにゴミを出して良い日が分かれています。

また、有料で収集するゴミは、札幌市の指定袋(黄色のゴミ袋)に入れて捨てなければいけません。住むエリアによってゴミを捨てる場所や、曜日・時間が異なるので入居後すぐにチェックしましょう。

※詳しくは札幌市ホームページをご覧ください。

Q2. 生活音で気をつけることは?

入居中で一番多いトラブルが騒音です。生活音は想像以上に隣りや下の階に響きますので、テレビの音量や友人を呼んでパーティなどをする場合でも隣人への十分な配慮を心がけましょう。もちろん楽器の演奏はNGだし、お部屋で騒いだりすることもNGです。

Q3. 住んでいるお部屋で友人と一緒に住みたいけど大丈夫?

契約時に、ひとり入居で届けているにもかかわらず勝手に友人や恋人を同居させることはできません。もし勝手に同居させていた事が発覚した場合は契約違反の対象となりますので強制退去させられる場合があります。

同居したい場合は、まずオーナーに確認しましょう。保証人の件もあるので大学にも連絡しなくてはいけません。

Q4. 私が不在中(帰省中)に、友人にお部屋を貸すことはできますか?

帰省中などでも、自分が借りたお部屋を友人に貸すことはダメ、契約違反です。賃貸借契約はあなたとオーナーとの間の信頼関係で成り立っています。

また、何らかの事情で賃貸契約が出来ない友人・知人のためにお部屋を借りることもNGなので注意が必要です。

Q5. 毎月の家賃はいつ・どのように支払うの?

賃貸借契約書に記載された指定された口座や指定場所に、あらかじめ定められた期日までお支払いください。

遅延を繰り返したり、何ヶ月も滞納すると大きなトラブルに発展し「連帯保証人」へ通知される場合もあるので注意が必要です。

Q6. お部屋を勝手にリフォーム(改造)してもよいの?

日本の賃貸物件は退去時に「原状回復」する事が定められています。つまり借りたお部屋を「借りた当時の状態で返す」ことが求められています。自分の趣味に合わせて勝手にリフォームしたり、壁紙を張り替えるなど、お部屋を改造することはNGです。

Q7. お部屋の契約が2年間となっている場合、必ず2年間住まなければダメなの?

札幌の賃貸は2年契約が基本ですが、2年未満で退去することはできます。

しかし、2年未満で退去・解約した場合は「期間内解約違約金」と言って、家賃1ヶ月分もしくは敷金同等額のお金をオーナーへ支払うことになっています。オーナーへ敷金を預けている場合は、一般的に預けている敷金で相殺されるケースが多いようです。

Q8. お部屋を退去(解約)したいがどうすればいいの?

お部屋を退去(解約)しようとする1ヶ月以上前にオーナーへ連絡(退去・解約予告)が必要です。オーナーへ連絡を忘れるとお金が余計にかかるので注意が必要です。

また、予告の期限はお部屋によって異なりますので、自分の契約書で必ず確認しましょう。

ご不明な点はルームガイドにお気軽にお問い合わせください。