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2023.08.21更新

北大生はどの辺りに住んでるの?

自宅外から通学する北大生は、北海道大学を取り囲むエリアに住んでいます。北大の周りはマンション等が多く、大学まで徒歩15分以内のところに住んでいる学生がたくさんいます。北大は札幌駅のすぐ北側に位置しています。

Aエリア

1年生が通う高等教育推進機構へは「西門」から平成ポプラ並木を通り自転車だと3~5分ほど。
環境的には静かな住宅街で複数の学生会館がある。

Bエリア

JR「桑園駅」前に大型のイオンショッピングセンターがあり買い物に便利。屋上には桑園自動車学校がある。西方向には学生会館があるが賃貸マンションは少なめ。

Cエリア

札駅周辺はとにかく便利。デパ地下や駅地下に行けば基本的に何でもある。農・理・文・教・法・経済学が近い。築古マンションは低家賃、築浅は少し高め。

Dエリア

どの学部にも割合近く、北大生が多く住んでいる。ただし1年生が通う高等教育推進機構(教養棟)は少し遠い。高層築浅マンションも多く建つ。

Eエリア

「北18条門」からキャンパスに入る。1年生が通学する高等教育推進機構(教養棟)に近い。北大生が多く住んでいる。地下鉄駅周辺はスーパーや飲食店も多い。

Fエリア

エリア一帯の住所は東区になる。「北18条門」「北13条門」まで徒歩15分~30分と大学から少し離れている。しかし家賃は安め。低階層アパートや学生会館が点在している。

Gエリア

獣医学部が近い。住宅街で静かな環境にあり、学生会館やマンションが点在している。「北20条東門」から入ると緑豊かな北大構内が広がっていてその中を高等教育推進機構まで歩いて行ける。

Hエリア

地下鉄「北24条駅」付近は繁華街で飲食店も多く買い物も便利。住んでいる北大生もいるが、徒歩通学は辛い距離なので冬は地下鉄通学になる。

Iエリア

このエリアに住んでいる北大生はごく少数。単身者用の賃貸マンションも少ない。

Jエリア

ごく少数の北大生が住んでいるが、地下鉄駅「北24条駅」に遠いところだと通学の手段は自分の足か自転車しかない。農学部までは3.5キロ以上離れている。

北大生の住まいの種類(建物タイプ)
大きく分けて

  • 賃貸アパート・マンション
  • 学生会館(食事付き)

賃貸アパート・マンション暮らし

北海道大学は札幌駅の北側にあり、周囲には低階層や高層の賃貸アパート・マンションが実に多く建ち並んでいます。ですから、わざわざ交通費をかけて遠くに住むことはありません。北大生は徒歩・自転車通学をしています。物件を探すときに交通機関の便利さは関係なく、北大に徒歩で通学できて、セキュリティや設備を重視しています。さらに人気なのは「北大生専用物件」です。入居者全員が北大生というマンションは人気が高く、そのほか浴室トイレ別、オール電化なども人気です。

今どきの学生会館(食事付き)ってどんなところ

食事付き学生会館は北大周辺に多くあります。学生会館のお部屋はすべて「個室」でプライベートはしっかりと守られています。お部屋の中は自分の城、誰にも邪魔されることはありません。個室にはベッド、机イス、照明、収納、暖房機等が備え付けられています。そのほかキッチンや浴室・トイレが付いた個室もあれば、それら設備は共同というところもあります。大半は管理人が常駐しており何かと心強いです。食事は朝食・夕食の2食付きで食事は食堂で食べます。学生会館には北大生専用、男子専用、女子専用があります。

通学方法は?

通学方法は自転車通学が多いです! 北大生に自転車は欠かせません。
注意点として札幌は12月~3月頃まで雪が沢山降るのでこの間、自転車には乗れません。自転車のスポークに雪が沢山くっつき動かなくなったり、路面が凍結し(スケートリンク上で自転車に乗るような)大変危険ですから自転車に乗ることはできません、ということで住まいを探すときは、冬は徒歩通学になることを考えて探すと良いでしょう。

北大までの徒歩距離の説明

北大生協ルームガイドが紹介している物件は「北大通用門までの徒歩距離」を表示しています。マチの不動産仲介会社には北大までの徒歩距離表記はありません。北大生協は北大生だけに物件を紹介しているため表記しています。
北大には主要な通用門が5つあり、それぞれ物件に一番近い「通用門まで徒歩○分」と表記しており、徒歩1分の距離は80メートルです。例えば「北13条門」まで徒歩10分は、建物から「北13条門」まで歩きで10分かかり、距離は約800メートルということです。
実際に通学する際は通用門から学部棟までさらに歩くので、そのあたりも考慮して物件を探してください。自転車に乗れる時期はラクラク通学ですが、12月から3月頃までは自転車に乗れないため、そのあたりも考慮して物件を選ぶと良いでしょう。

ぜひ知ってもらいたい
北大生のかしこい暮らし方

知らない土地・札幌での初めてのひとり暮らしは親も子も不安です。家事の経験が少ない・ほとんどない我が子は毎日食事をちゃんと作れるだろうか、そんな不安を抱く親御さんは実に多くいらっしゃいます。

北大生協で提案しているのは、入学当初の1年間は食事付き学生会館に入り、ひと冬過ごしてみて大学生活にも札幌にも慣れる2年目の春にマンションへ引越すという提案です。実はこれは賢い方法です。

札幌の学生会館は契約期間が1年と短く、かつ賃貸マンションは関西圏や首都圏に比べて契約そのものがシンプルであまりお金がかからないからです。2年目からは学部通学になることもあり、学部に近いところに引っ越す学生がたくさんいます。近頃は家具家電付き物件も増加傾向にあり、出費を抑えてマンション暮らしをすることも可能になっています。